自衛官発砲
岐阜で自衛官が上官を撃って死亡させる事件がありましたね。
まだ教育期間中だから自衛官ではないとか、武器を持つ組織としてあってはならないとか、色々ありますが、警察だって銃を持ってるし、訓練で実弾を撃つこともあるし、なんなら普段携行していることを考えたらよほど、危険です。
拳銃自殺する例もいくつもあるし。
自分も射撃場で実弾撃ってたし、30年経ってもやり方変わってないんだなとニュースを見ていて思いました。
そして今回の件は、むしろ今までよくなかったなというのが正直なところ。
去年のセクハラ事件で懲戒になった自衛官の事件もそうですが、あんなことは日常茶飯事よくあることで、隠蔽、陰湿な体質は閉じられた組織だからこそ他では考えられない根深さがあります。
個人的には、教育期間中はたまたまいい班長に恵まれたので、撃ち殺すようなことはありませんでしたが、実際部隊に配属されてからは、いつ同じ事件を起こしてもおかしくないような状況にあった人は周りにたくさんいました。
「そんなことして、射撃の時マジで撃たれるぞ。」
なんて笑いながら冗談みたいに言ってましたが、人を殺してはいけないという自制心が働いていただけで、今回の事件はその自制心が外れてしまったのでしょう。
裏を返せば、犯人を追い詰めるそれなりのことがあったはずです。
死人に口無しですが、加害者は生きています。
何があったのか、何をされたのか、これ以上同じことが起こらないよう、今現在同じことをやっている人達への警告も兼ねて、包み隠さず事実を曲げずに世間に知らせることが必要なんじゃないかなと思います。