古物商申請
この度、副業として古着の転売をやってみることにしました。
それに伴い、古物商の申請をしなくちゃいけないということで、色々調べたところ、
自分で出来ないことはないが、行政書士に依頼した方が早い
ということになりまして、ココナラというサービスで古物商の申請を代行している事務所を検索。
四国に事務所を構える行政書士事務所さんへ依頼することにしました。
料金は5000円。
安いのか高いのか分からないけど、"警察署へ提出する申請書を用意してくれる"という手間に対して5000円を自分がどう思うかだと思うので、その値段は妥当ということで私は依頼することにしました。
ココナラを通して依頼すると、必要な書類(住民票とか)と必要な情報を求められてあっと言う間に書類が出来上がりました。
書類はPDFで送ってくるので、プリントアウトして警察署へ持ち込みます。
書類を作るにあたり、警察署によって変わるところもあるらしいですが、その辺も行政書士さんが警察署に電話して確認してくれるので、申請書類が通らないことは多分ないでしょう。
四国の事務所ですが、都内の警察署にもしっかり電話確認してくれますよ。
警察署へ古物商申請へ行くには、予め警察署へ電話して予約をする必要があるらしいので、管轄の警察署へ電話しました。
「○○警察署です。」
「古物商申請をしたいのですが。」
「担当の課に変わります。」
「はい防犯化。」
「古物の申請をしたいのですが。」
「今から来られますか?」
「いや、明後日金曜日の午後辺りに・・・。」
「今のところ問題ないですが、事件とかあると出払っちゃうので、来る直前に電話してください。」
「分かりました。」
ということで、事前に連絡しろとはありますが、突然来るな(いないかもしれないから)ということであって、何日も前に予約してくるんじゃねーということらしい。
そんで金曜日の15時に警察署へ電話しました。
「○○警察署です。」
「古物商申請に伺いたいのですが。」
「担当の課に変わります。」
「古物申請?何分で来る?」
先日電話に出た担当さんはとても丁寧でしたが、今日の担当は超ぶっきらぼうです。
「15分位かかると思います。」
「はい、ガチャ!」
おいおいおい、社会人としての最低限のマナーもないのかよ。
と不安を覚えつつも、申請に必要な19000円をお釣りのないよう、銀行でおろしてから警察署の1階受付へ。
「古物商の申請に来たのですが。」
「はい、お名前は?」
「ララバイです。」
「ああ、さっき電話の。ちょっとお待ち下さい。はい、はい、古物商の申請でララバイさんです。はい。それでは2階の防犯化へどうぞ。」
後ろのエレベーターで2階へ登ると、
「古物商の方?」
廊下の遥か向こうから声をかけられました。一室へ通され用意してきた書類を出すと、1枚1枚チェックをして、
「申請してくるので、これを読んでいてください。」
どうやら軽く目を通した結果、書類には問題がなさそう。
これぞ5000円パワー!
プロに依頼したかいがあります。
電話ではマナーは悪いし、超ぶっきらぼうだったけど、会ってみると普通のおじさん(60代位?)です。
渡されたチラシは、古物を取り扱う際に、仕入れ先の個人情報をしっかり把握しておけよ、フリマアプリやヤフオクなんかでもちゃんと確認しないと、逮捕するからなみたいなことが書かれています。
5分程度で戻ってきたおじさんは
「じゃ、これ会計でお金払ったら戻って来て。」
と19000円の支払い書類を渡して来ます。
同じフロアの会計へ行ってみると、なんと支払いにはクレジットカードもPayPay等QRコード支払いも出来るではないですか。わざわざお釣りがないように現金を用意してきたというのに・・・。
お金を払うとまた廊下でさっきのおじさんが待っています。
領収書を渡すと
「GW前くらいには申請結果が出ると思うので、出たら電話しますね。」
ということで申請は無事に終わりました。
申請には約1ヶ月かかる(かかり過ぎだろ!)らしいというのは事前にネットで見ていたので驚きもしませんが、気長に待つことにします。
これで申請が通らなくても19000円は返ってこないので、かなり痛いですね。
無事に申請が通りますように。